当サイトではビジネスフォンの様々な故障の原因と対処法をご紹介していますが、今回は故障したときの復旧費用および時間でテーマです。
ビジネスフォンを長年利用していると、何かしらの故障は絶対ではないですが起こります。
そのとき、故障の程度で異なるものの、復旧するための費用や復旧に要する時間は気になるものです。
ということで、ここではビジネスフォンが故障したときの復旧費用や時間について簡単に解説いたします。
1、ビジネスフォンが故障したときの復旧費用や時間を簡単解説
ビジネスフォンの故障といっても、電話機の故障なのか、主装置本体や内部のユニットの故障かによって対応は当然異なり、保守契約の有無によっても違いがあります。
保守契約によって対応が異なる
ビジネスフォンを導入したとき、保守契約を結んでいるか・いないかで大きく違いがあります。
新品ビジネスフォンを導入の際、定額保守やスポット保守といった保守契約を結んでいれば、定期保守は無償で、スポット保守でも低料金で復旧してくれます。
ただし、ビジネスフォンの保守については、ビジネスフォン自体が丈夫なので、複合機のように保守契約の締結は必須ではありません。
基本は電話するための機器であり、普通に利用している限り機器自体が丈夫で故障も少ないため、明確な基準を設定した保守契約を結ぶ販売業者は少ないのが現状です。
また、中古ビジネスフォンの場合は、保守契約を結ぶケースはほとんどなく、故障したときは実費で復旧を依頼する形になります。
ビジネスフォン及び主装置の復旧費用
では、実際にどれくらいの復旧費用が必要になるのか?
復旧費用の相場
まず、一般的なビジネスフォンの復旧費用は、作業員派遣費の10,000円~15,000円/1人が必要になり、あとの故障の程度で異なります。
特に問題は主装置。主装置本体もしくは内部のユニットが故障している場合、ユニットの交換のみで対応できれば良いのですが、最悪のケースでは主装置を交換する必要があります。
ユニットの交換だけなら設置費:10,000円程度で済みますが、主装置自体を交換するとなれば、一般的な主装置の相場は200,000円~と、主装置設置費/1台:13,000円程度が必要になります。
このように、主装置が故障した場合は、かなり高額な復旧費用が必要になるので、出来るなら2~3社から見積もりを提出してもらい、可能な限り安い業者に依頼するようにしましょう。
もちろん、主装置に問題がなく配線のみの復旧で済む場合は、材料費込で15,000円~20,000円が目安です。
電話機のみ修理するときの相場
ビジネスフォンの電話機ですが、大抵の新品ビジネスフォンには1年間の製品保証がついており、この期間内であれば無償で修理・交換してもらえます。一方の中古品に関しては販売業者によって異なるものの、まず保証がないと考えておいて問題ないでしょう。
そこで、電話機の修理を依頼した場合は3,000円程度が目安。
また、修理せずに新たに購入するという場合は、新品で20,000円/1台程度、中古で3,500円~5,000円/1台程度が相場です。
ビジネスフォン故障の復旧時間
復旧に要する時間も故障の程度で異なり、一般的な工事業者では、
- 主装置などの機器の交換がなく配線など復旧工事だけで済むときは1~2営業日
- 部品の交換や主装置本体や内部ユニットの交換が必要な場合は10営業日以上
というように、配線だけなら2日程度、ビジネスフォンの部品交換や主装置の修理・交換が必要なときは10日前後かかります。
しかし、主装置の修理・交換が必要なときは代替機を用意してもらえるはずなので、業務に支障はでないものの、その分費用は余計に掛かってしまうので注意が必要です。
2、まとめ
ビジネスフォンは基本的に丈夫なので、故障するのは稀ですが絶対ではありません。
そこで、万一故障した場合は工事業者に依頼する形になりますが、故障の程度によって復旧費用や時間はまちまちです。特に、主装置に問題が発生して場合は、ケースによっては高額な費用と時間が必要になります。
オススメの相談業者は「OFFICE110」というサイトですが、できるだけ複数の業者から見積もり(相見積もり)を提出してもらい、可能な限り安くて信頼できる工事業者に依頼するようにしましょう。