ビジネスフォンの故障?どう対処すれば良いのか?

当サイトではビジネスフォンの故障にまつわる様々なトラブルの原因と対処法をご紹介していますが、今回のテーマは故障したときの対処の方法です。

ビジネスフォンが故障したときの対処の方法は、

  • 修理する
  • 故障した機器を買い替える
  • すべて入れ替える(新品or中古)

と、大きく3つのパターンがあり、もちろん故障の程度で対処の仕方は異なりますが、どの方法が良いのか?
ということで、ここからはビジネスフォンが故障したときの3パターンの対処の方法について、必要な費用など簡潔にご紹介いたします。
目次

1、ビジネスフォンが故障!3パターンの対処方法を簡単解説

ビジネスフォンが故障!3パターンの対処方法を簡単解説
まず、ビジネスフォンは「専用電話機+主装置(PBX)」の組み合わせが基本。
主装置(PBX)は小型の電話交換機を指し、ビジネスフォンの頭脳に当たる重要な機器であり、外線・内線通話を制御する役割を果たしています。

そのビジネスフォンの故障は主に、

  • 通話中にノイズ(雑音)が入る
  • 液晶モニターの表示が消える
  • 相手の声が聞こえない
  • 電話が不通になる

などのトラブルが発生し、さらに落雷で発生した過電流が主装置に侵入してしまうと、故障して全ての機能が使えなくなるケースもあります。

ビジネスフォンが故障したときの対処方法

故障といっても、1台だけに故障のような症状が発生した場合は、電話機から1度配線ケーブルを抜いてから再度しっかり挿し直したり、ケーブルを交換したりといった簡易的な対処法はあります。

さらに、主装置の電源を1度OFFにして、5~10分待ってから電源をONにする操作を行えば、ある程度のトラブルは解消されます。

しかし、それでも問題が解消されないときは、故障の程度によって冒頭でもご紹介した以下の3つのパターンで対処していく形になります。

  1. 修理する
  2. 故障した機器を買い替える
  3. すべて入れ替える(新品or中古)

その際、まずは依頼する業者に現地を確認してもらい、業務に支障がでないように適切な方法で対処していくのが重要です。

➀修理する 

ビジネスフォンや主装置が故障したとき修理できるケースはありますが、費用は業者や故障の程度によって異なります。

ビジネスフォンの電話機のみ修理する場合、新品製品は1年間の保証期間がついているので無償で修理・交換してくれます。

一方、保証期間を過ぎたものや中古品の修理費は、3,000円/1台程度が目安。

次に問題の主装置は修理ができる場合、代替機は貸出され業務に支障はでないものの、作業員派遣費10,000円~15,000円/1人×2回は必要になり、修理費については見積もりを出してもらう必要があります。

➁故障した機器を買い替える

故障が発生したとき、修理するよりも機器を買い替えた方が良いケースがあります。
そこで、ビジネスフォンの電話機のみ買い替える場合は、新品で20,000円前後、中古で3,500円~5,000円程度が目安。

主装置については、メーカー・機種、主装置のタイプによって価格が異なるため、明確は相場の算出は困難ですが、一般的な主装置の相場は200,000円~と考えておきましょう。

➂すべて入れ替える(新品or中古)

落雷によって主装置が完全に故障して、さらに電話機まで影響が出ているといった最悪のケースでは、ビジネスフォンのシステムをすべて入れ替える必要があります。

その際、最初に導入したときのように、新品ビジネスフォンにするか、中古ビジネスフォンにするか、どちらかを選択します。

しかし、出来るだけ費用は抑えたいのは当然。そこで、特別な理由がない限り、新品よりも中古ビジネスフォンの購入をおすすめします。

機能面では新品と中古でほとんど差はなく、普通に利用する範囲で考えれば中古ビジネスフォンの機能でも十分な場合がほとんどです。

また、中古ビジネスフォンの最大のメリットは、新品ビジネスフォンの価格の1/4~1/5で購入できる点です。

もちろん、まずは複数の業者から見積もりを出してもらい、可能な限り安くて信頼できる業者に依頼するようにしましょう。

2、まとめ

ビジネスフォンが故障したとき、修理するか、故障した機器のみ買い替えるか、最悪のケースはすべてのシステムを入れ替えるか、故障の程度によって対処方法は異なります

その際、どの方法にするにせよ、まずは業者から見積もりを出してもらい、業務に支障がでないように適切な方法で対処していく必要があります

まち、ビジネスフォンの故障の中でも、落雷による被害は大きくなるため、帯電アダプターや電源タップなどの落雷対策製品は設置しておきましょう。